家族信託とはどのような時に、一体だれが利用をするものであるのか、その対象としてあるのは認知症対策です。若い時期には自分が老いることすら想像できず、この先も心身ともに今まで通りの気がしてなりません。しかし老化現象は見た目や体力的な変化だけではなく、頭脳という面でも衰え行くことになります。判断能力が急激に低下をしてからでは、正しい考えや方向性を冷静に考え決定することはできません。
だからこそ家族信託が必要であり、判断能力がまだしっかりしている時に、もしもこの先に認知症などになって何もわからなくなった、最悪の事態も考えての最善の対策です。物忘れが多くなるのもシニアですが、急激な判断能力低下も考えられるため対策をするに越したことはありません。